
巷では「今さら?!」と言った声が聞こえる、3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が5月9日にリリースする「+メッセージ」(プラスメッセージ)。
SMSの進化版だからメッセージ送信にお金がかかるの?文字制限あるの?と言った疑問も聞こえてきます。
これは一体どのようなアプリになっているのか、現時点で分かっていることをまとめてみました。
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「+メッセージ」はこんなサービス!
まず「+メッセージ」の読み方ですが「プラスメッセージ」と読みます。
+メッセージは、3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)間で、電話番号宛にチャット形式で文字・画像・動画を送信することができます。
アプリをインストールしておけば、パケット通信料のみで利用することが可能!
SMSの進化版だからメッセージ送信にお金がかかるんでしょ?!と思っている方もいますが、パケット通信料のみなのでパケ放題に加入していれば実質無料ですね。
また、「3キャリア間」で送受信が可能なので、格安スマホでは使えないの?と疑問に思う方も居ると思います。
現段階では格安スマホでも使えると公式アナウンスは出ていませんが、「導入希望に応じて検討を進める」とのこと。

送受信できる内容
他社間でSMSを利用する場合は文字と絵文字しか送れませんが、+メッセージにはこんな機能があります!
- テキスト・絵文字(最大全角2,730文字)
- 写真・動画
- ファイル添付(最大100MBまで送受信可能)
- 専用スタンプ(無料)
- グループメッセージ
- 音声メッセージ
- 地図情報
他に気になる内容としては、「既読」の表示やQRコードの表示と読み取り機能も実装しているとのこと。
専用スタンプはどんなデザインが用意されているのか楽しみ!
無料でどんだけ使えるんでしょうね。
LINEみたいにクリエイタースタンプもできれば面白いですね。
キャリア3社の会見では、コンテンツプロバイダーが作ったスタンプを有料で販売する可能性はあると言っていました。
・・販売をした方が、3キャリアにとっても新たな収益源ができるし良いですよね。
利用方法と利用料金
Android4.4以上、iOS 9.0以上のiPhoneとiPad、スマートフォン・タブレットを利用しているユーザーが対象で、
+メッセージの専用アプリをダウンロードすることで利用することができます。
利用料金ですが、メッセージの送受信にパケット通信料がかかります。

連絡先の連携について
利用機種の電話帳データと自動で連携して、連絡先を表示します。
相手も+メッセージアプリを利用している場合は、連絡先一覧にアイコンが表示されます。

今後、「+メッセージ」はどうなっていくの?
+メッセージは、ただメッセージを送受信するサービスだけにとどまらず、企業からユーザーへの大切なお知らせ、企業と個人のコミュニケーションを円滑にするサービスの導入を検討していて、総合的なコミュニケーションプラットフォームへと拡張する予定とのこと。
LINEみたいなプラットフォームを目指しているってことでしょうか(笑)
「+メッセージ」アプリのダウンロード
2018年5月9日(水)(予定)からアプリが利用できます!
キャリアによって、アプリの利用方法が若干違うようですね。
ソフトバンクの場合
- iPhoneユーザー
アプリ公開後に案内がくるようです。 - スマートフォンユーザー
2018年5月9日(水)(予定)より、「SoftBankメール」アプリケーションが自動でアップデートされ、「+メッセージ」アプリケーションに変わります。
auの場合
- Androidスマートフォン・タブレットは2018年5月9日からご利用可能。
- Phone・iPadは2018年5月9日以降準備が整い次第、利用可能予定。
- 2018年5月以降に発売される機種には「+メッセージ」がプリインストールされています。
- 2018年5月以前に発売された機種は、SMSアプリをauMarketでアップデートすることで「+メッセージ」が利用可能。
※アップデートすると「SMS」アプリが「+メッセージ」アプリになります。
ドコモの場合
- 2018年5月9日(水曜)サービス開始予定。iPhoneとiPadについては準備ができ次第、提供する予定です。
・・・ドコモはアプリ利用についての説明が簡素でした(笑)
今はまだ情報が公開されたばかりなので情報量が少なく、アプリの全貌は分からない部分が多いですね。
大手企業3社が同時にリリースするサービスなので、どのようなアプリに仕上がっているのかとても楽しみです!
